1941's AGM M-1941 GI STOVE
1941's AGM M-1941 GI STOVE
当個体は、とても貴重な 1941年製造の初期型、AGM(American Gas Machine)社製造 M-1941 GI ポケットストーブとなります。
AGMで4本足の初期型はなかなか見かけないのではないでしょうか?
コールマンとの見た目の違いは、メインバルブが星型であることや、タンクに刻印されたロゴとなります。
1941年、アメリカ陸軍はAGM社やColeman社を含む数社に、ガソリン式シングルバーナーストーブの開発を依頼しました。
その依頼は摂氏-51度から+52度の環境下で使用でき、1クォート(約1L)のミルク缶より小さく軽量でなくてはならないというものでした。
戦地で兵士達はこのストーブで暖を取り、お湯を沸かし、食料を温めました。当時の従軍記者が、「ジープとGIポケットストーブこそが、第二次世界大戦で生まれた最も重要な発明品」と語ったそうです。
そして、これらのストーブは、開戦した年の年号を用い、コードネーム"M-1941"と呼ばれました。コールマン社は、このストーブを"Model.520"と名付けたため、その名称もよく使用されます。
【状態】
●タンクは鉄製にグリーンカラーの塗装です。凹みはありません。ペイントロスや擦り傷がありますが、ビンテージの味としてお楽しみください
●タンク内部は、錆除去剤で処理しています。
●ケースも鉄製となります。擦れがあります。
●内部の機関は分解後、丁寧に清掃し磨き上げています。
【動作及び交換部品】
●本体は動作及び1時間点火確認済み
●各パーツ分解、清掃、調整、磨き済
●ポンプカップは新品交換
●チェックバルブ用Oリング新品取付
●フィラーキャップのガスケットを新品交換
●メインバルブナット内部のグラファイトパッキンを新規交換
●クリーニングレバー内部 グラファイトパッキンを新品交換
数十年以上経過したビンテージ品のため、凹みや傷等がある場合がございます。出来る限り写真や説明にて記載するようにしておりますが、写真では光の加減等で分かりづらかったり、説明が不十分な場合もございます。気になる部分は事前にお気軽にお問合せください。
また、点火テストを実施しております。その際ジェネレーターやバーナー部にはスス汚れ等が付きますこと、ご了承ください。